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カードローンの利用限度額はどうやって決まるのか

2016/07/14

カードローンの案内を見ると最大利用限度額が300万や500万、さらに大型のものになると1000万まで可能と書かれているものもあります。大きな枠がほしい借り手にとっては大変魅力的に映るかもしれません。

しかし、最大利用限度額はあくまでも商品設計上の最大値であって、収入や他社借入状況といった情報を元にそれ以下の金額で利用限度額が決定されます。

ここでは利用限度額(極度額)がどのような基準で決められているかについてまとめてみたいと思います。あらかじめお断りしておきますが、限度額の算出基準は各社それぞれ違っていますのであくまでも一般論として参考情報程度にお考えください。

カードローン契約時の限度額は相場が決まっている

カードローンは契約時から最大限度額が利用できることはほとんどないといっていいくらいありません。契約当初の限度額は職業や収入といった本人属性である程度の相場が決まっています。詳細は別頁に分けて記載しました。以下のページをご覧ください。

■ 関連情報「カードローンの初回契約時どのくらいの限度額になることが多い?

契約後は利用実績に応じて極度額が増額されることがあります。その増額の上限や基準はどのように決められているのかについてみていきます。

消費者金融や信販会社の利用限度額は総量規制の枠内

消費者金融や信販会社のカードローンは総量規制の対象となるため、他社分も含めた極度額(限度額)は年収の三分の一が上限です。

これは法定事項ですので、特定のカードローンの極度額をあげるためには、他社の借入を減らしたり他のカードローンを解約して借入額を圧縮するか、年収をあげる以外に方法はありません。カードローンのような極度額が設定された商品は、実際の借入残高ではなく極度額が借入とみなされます。

例えば利用限度額30万円のカードローンを契約している場合、たとえ残高がゼロでも30万円借入しているものとして扱われます。

■ 関連情報「総量規制とカードローン

極度額は無担保借入比率が重要

総量規制をクリアしている場合、カードローンのような担保のない借入がどのくらいあるのかで極度額が決まります。

その際用いられる基準の一つが、「無担保借入比率」、あるいは「無担保比率」というものです。

無担保借入比率とは、収入に占める無担保借入金の割合を示すもので、この比率が高ければ高いほど極度額を決める審査においてネガティブ要素となります。

無担保借入比率が高いということはそれだけ借入金が多いということですので、返済の負担が大きく、貸し手側からみると貸倒や滞納のリスクが高くなります。そのため無担保借入比率の基準を高く設定している場合は、それだけリスクをとるということですのでそれに応じて金利も高くなる傾向にあります。

銀行、信販会社、消費者金融問わず、無担保融資をする際は審査の際に無担保借入比率を必ず算出して審査を行います。

銀行の無担保借入比率は30%程度が目安

銀行の場合、通常無担保借入比率は年収の1/3(30%)程度に設定されています。ほとんどの銀行のカードローンおよびフリーローン(多目的ローン)の審査基準はこの程度の水準です。

カードローンの場合、銀行ごとに違いがあるというよりは、保証会社次第でこの基準が大きく異なります。消費者金融を保証会社にしている銀行では、無担保借入比率を40%-50%程度に設定していることが多いようです。

年収次第で基準が変わることが多い

一般に年収が高ければ高いほど無担保借入比率の基準も高くなります。年収が高ければそれだけ返済にまわせる資金が増えるからです。
住宅ローンでも年収によって返済比率(収入における返済額の割合)の基準が変わるように、カードローンも年収によって無担保借入比率の基準が変わることがあります。

参考までに私のいた銀行では年収300万前後、800万前後、1200万前後でそれぞれ異なる基準が設定されていました。

近年、カードローンに注力している銀行では保証会社と協同でかなり細かくリスク評価をするようになっていますのでさらに細分化しているものと思われます。

銀行の消費者金融化の流れ

無担保借入比率30%という基準は銀行の無担保貸付における伝統的な審査基準のひとつです。しかし、昨今のリテール分野(個人向け分野)強化の流れを受けたカードローン拡販競争によって、この基準も変化してきています。

カードローンの実質的な与信(審査や極度額の設定)を行っているのは保証会社です。保証会社となっているのは、銀行子会社のリース会社や信販会社(xx銀リース、xx銀カード等の会社名が多い)、クレジットカード会社や信販会社、消費者金融会社です。

一般論として、銀行子会社のリース会社は審査基準が厳しく、消費者金融会社は審査基準が緩くなっています。クレジットカード会社や信販会社はその中間です。

消費者金融会社が保証会社となっているカードローンでは、無担保借入比率よりも信用情報機関の信用情報も含めた返済実績を重視する傾向があり一定額までは無担保借入比率に関わらず与信を行っているように見受けられます。

返済実績に偏重した与信を行うと「過剰貸付」という問題を引き起こす原因となりますが、一部の銀行では無担保借入比率が70%、80%になっても利用を制限しない「過剰与信」「過剰貸付」の状態にあるところもあります。

消費者金融の無担保借入比率は高め

総量規制対象枠は年収の1/3が上限ですが、借入総額が年収の1/3を超えたら消費者金融はカードローンを発行しないかというとそうではありません。

銀行などの総量規制外からの借入は総量規制に含まれませんから、消費者金融や信販会社は総量規制外からの借入と総量規制対象の借入を分けて与信枠を設定します。

例えば年収300万円の立花さんが、銀行で限度額100万円のカードローンを契約していたとします。

もし無担保借入比率基準を50%としている消費者金融であれば、他社分も含めた総与信枠150万円となりますので、銀行が既に設定している100万円分を差し引いた、極度額50万円でカードローンの審査を可決することになります。

立花さんの総量規制対象の上限額は年収の1/3の100万円ですが、銀行は総量規制対象外ですので 消費者金融が50万円のカードローンを契約したとしても総量規制には抵触しません。

消費者金融は大手から中小まで様々な会社があるため一概には言えませんが、年収400万程度であれば無担保借入比率は50%前後となっています。

勤務先や年収などの属性次第で無担保借入比率の基準を柔軟に運用しているところが多いのも消費者金融の特徴です。

無担保比率基準が高めの消費者金融でも大口融資には消極的

総量規制が導入された2006年以前の話ですが、銀行はその当時から高収入層には極度額も大きく設定していた一方で、消費者金融は銀行に比べると無担保融資としては大口の数百万円規模の融資には消極的でした。

低金利で融資をするよりも、高金利で多数の資金需要者に融資をした方が経営上効率的だったのがその理由ですが、現在も銀行とのすみ分けという観点から基本的にこの姿勢は変わっていません。

ある程度大きな極度額を希望する場合は、審査という観点からみると消費者金融よりも銀行の方が有利です。

利用限度額を決める際の無担保借入比率基準は与信上限額

無担保借入比率で極度額が決められるわけではありません。無担保借入比率基準はあくまでも天井という位置付けで、そこから他社借入状況や返済状況といったその他の要素を差し引いて自社カードローンの極度額を決定します。

例えば、高木さんに100万円の与信枠を設定できると評価したとします。

高木さんは他社から4件総額50万円の借入を既にしていました。

100万円からこの50万円を差し引き、他社契約数4社は少し多すぎるのではないかという評価をして20万円さらに差し引き、審査の結果30万円の利用限度額を設定することにしました。

利用限度額を決める審査の流れは簡単に表すとこのような感じになります。

他社に借り入れがあったり、返済の遅れがあったりする等のネガティブ要素があれば減額していくことになるので、必ずしも無担保借入比率通りの利用限度額が設定されるわけではありません。

利用限度額を決める際の減点要因

ここではいくつかの減点要因をあげてみます。以下の要素によっては、無担保借入比率が基準より下回っていたとしても極度額が減額されてしまいます。

  • 返済期日の遅れや滞納
  • 他社借入件数が多い
  • 職業属性(安定性がない等)
  • 勤務年数が短い
  • 勤務年数が短い

住宅ローンが影響することもある

カードローン等の無担保融資の場合、基本的に住宅ローンの借入は審査に影響しませんが、返済比率(収入に占める返済金の割合)によっては住宅ローンの借入が影響することもあります。

年収にもよりますが、返済比率が35%を超えている場合には一般的にみて、借入金の返済が苦しいと判断されます。

無担保借入比率が低ければ住宅ローンのような有担保の借入はそこまで心配する必要はありませんが、他社借入額や借入件数が多い場合には注意が必要です。

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