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総量規制とカードローン

2016/06/19

総量規制とは、改正貸金業法に基づき2010年に導入された過剰貸し付けを抑制することを目的とした規制で、「貸金業法」対象業者からの借入総額を原則年収の三分の一を上限とすることなどが規定されています。どこからのどんな借入が総量規制の対象となっているのかについて手短にまとめてみました。

総量規制の対象となるもの

貸金業法により規制を受けるものは総量規制の対象となります。

貸金業法により規制を受けるものの代表例を挙げると、消費者金融からの無担保融資です。クレジットカードのキャッシングや、信販会社のカードローンも貸金業法の対象です。

しかし、クレジットカードのショッピング枠での分割払いや、信販会社のショッピングローンは貸金業法の対象外、割賦販売法という別の法律による規制対象ですので総量規制の対象ではありません。また、住宅ローン(リフォームも含む)や自動車ローン、不動産等を担保としたローンも総量規制の対象外です。

また、銀行や信金信組、農協(JAバンク)、証券会社、保険会社等は貸金業法以外の根拠法(銀行なら銀行法)による規制を受けていますのでこれらの会社や団体の扱うローン商品も総量規制の対象外となります。

疑問になりやすいのは信販会社のショッピングローンについてです。総量規制の対象とならないのは、「割賦」といわれるもので、商品代金が信販会社から直接売り手であるお店に立て替え払いされ商品の購入者が信販会社に毎月返済していくタイプのものです。「お買い物ローン」とか「フリーローン」といった名前がつけられている、申込者が直接信販会社から現金の融資を受けるローンはここでいうショッピングローンには含まれません。

わかりにくいのですがとりあえずまとめると・・・

総量規制の対象となるもの

  • 消費者金融からの借り入れは総量規制対象
  • クレジットカードのキャッシングは総量規制対象
  • 信販会社のカードローンは総量規制対象

*消費者金融の借入であっても「おまとめローン」(債務の一本化)には総量規制を超える借入が出来る例外があります。

総量規制の対象とならないもの

  • クレジットカードのショッピングは対象外
  • 割賦契約は対象外
  • 銀行や信金信組からの借入はすべて対象外
  • 住宅ローンや自動車ローンは対象外

総量規制の対象だとどんなことがあるのか

まず第一に、借入総額の上限が年収の三分の一までとなります。

そして次に、1社あたり50万円を超える借入をするとき、総量規制対象となる借入総額が100万円を超える時は所得を証明する書類を提出する必要があります。

総量規制対象となる契約の計算方法

借入残高が年収の三分の一に収まっているかどうかで計算します。

例を挙げてみますと、年収300万円の田中さんが、信販会社A社の100万円の自動車ローン、消費者金融X社の利用限度額30万円のカードローン、消費者金融Y社の50万円の証書貸付、B銀行の利用限度額50万円のカードローンを、契約していたとします。証書貸付というのは契約書に書かれた金額の融資を契約の時に受ける契約のことです。

総量規制に関係する契約についてまとめてみましょう。

  • 総量規制を受ける借入の上限額は年収300万の三分の一の100万円。
  • 総量規制の対象となる契約は「消費者金融X社の利用限度額30万円のカードローン」と「消費者金融Y社の50万円の証書貸付」
  • 総量規制の対象とならい契約は「信販会社A社の100万円の自動車ローン」、「B銀行の利用限度額50万円のカードローン」

同じ会社の契約の場合利用限度額上限まで利用しているものとして計算される

利用限度額の範囲内でいつでも借入ができるカードローンのような商品の契約のことを「極度方式基本契約」といいます。ここでは便宜上カードローンで統一しますが、カードローンの場合、総量規制の対象となる契約の計算をする時に、同じ会社の契約の場合は利用限度額(極度額)上限まで利用しているものとして計算します。分かりやすいように例をあげましょう。

田中さんが消費者金融X社のカードローンを5万円利用していたとします。
田中さんが新たに消費者金融Z社にカードローンの契約を申込みました。

この時、総量規制の対象となる契約を計算するときは、

「消費者金融X社の利用限度額30万円のカードローン」のうち利用残高の5万円+「消費者金融Y社の50万円の証書貸付」=合計55万円

田中さんは、消費者金融Z社とカードローンの契約をする時、審査に通ったとしても総量規制100万円から既に借り入れている55万円分を差し引いた45万円分が契約の上限となります。

田中さんが消費者金融X社にカードローンの増枠を申込みました

先ほどは利用残高5万円のカードローンはそのまま5万円で計算しました。

しかし、既にカードローンを契約しているX社が新たに融資をしたりカードローンの増枠をする時は、借入残高に関係なくカードローンの利用限度額全額の融資をしているものとして計算します。

「消費者金融X社の利用限度額30万円のカードローン」の利用限度額30万円+「消費者金融Y社の50万円の証書貸付」=合計80万円

田中さんは、消費者金融X社にカードローンの増枠を申請して、審査に通ったとしても総量規制100万円から80万円分を差し引いた20万円分が契約の上限となります。

既に契約しているところに申込んだ場合は借入残高ではなく「利用限度額」で計算されるので、総量規制の枠が少なくなります。

消費者金融や信販会社は総量規制という少々ややこしい制限がかかるようになりました。

申込みをする前に現在の借入が総量規制に引っかかるかどうかを確認しておきましょう。

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