クレジットカードは持っておくだけで立派な信用。今からコツコツ信用計画を。
2016/09/24
クレジットヒストリーとは信用情報機関が保有する信用情報のことです。
信用情報の重要性は「信用情報がキレイすぎると逆に信用されなくなってしまう」で書いた通りです。今はそのつもりがなくても将来住宅ローンや自動車ローンを組もうとしたときに困らないためにも、今からコツコツ信用情報の積み重ねをはじめていきましょう。
信用情報の積み重ねにクレジットカードをおすすめする理由
信用情報の積み重ねにはクレジットカードがおすすめです。
クレジットカードであれば将来ローンを組む際にクレジットカードの限度額分が借入として評価されることがないので信用枠を圧迫する心配がありません。カードローンの場合実際に借入をしていなくても設定された極度額(限度額)分の借入をしているものとして評価されますのでその分信用枠を圧迫する材料となってしまいます。ただしクレジットカードであってもキャッシング枠をつけるとカードローン同様その限度額分の借入をしているものとして評価されるので注意が必要です。
クレジットカードは持っておくだけでも十分な信用です
ポジティブな信用情報は借金をしなければ蓄積されないかというと決してそうではありません。何事もなく契約を継続していることにこそ価値があります。
実際にカードを利用していなくても「延滞をしていない事実」が契約期間中契約している会社に加えて、信用情報機関にも積み上げられていきます。審査をする側から見れば「この人は問題を起こさずに契約を継続できるだけの信用がある人だ」と見えるので事故情報をつけずに契約を継続出来ていればそれだけで高評価につながります。
持っておくだけでいい理由
クレジットカードの信用情報は主にCICという信用情報機関に登録されます。
CICでは期日通り入金(支払い)があった月に正常入金を示す$という記号が入金状況の項目につけられることになっています。なってはいるのですが、入金があっても入金マークである$を登録しないクレジットカード会社や信販会社が意外と多く存在しています。どのような登録をするかは信用情報機関の加盟会員に任されているので翌月一括払いの利用だと期日遅れや長期滞納がない限り何も登録しないという運用をしているところもあります。このあたりは信用情報機関の規則が少々いい加減なところです。
このような事情があるため、審査をする金融機関は審査をする際、支払い状況を確認するときに期日遅れや事故情報だけがヒットするようにプログラムされたシステムを用いて審査を行います。
私のいた銀行と信販会社の場合はそのようになっていました。氏名や住所等の属性情報と契約状況の一覧が表示され、期日遅れや異動登録がある時だけ契約一覧の横に印がつくような感じです。おそらく他社でもそのような表示になっていると思われますので、利用をしていようがいまいが実際のところ審査には影響がないというわけです。
年会費無料カードの注意点
持っておくだけでもいいと書きましたが、年会費無料のカードの場合契約店がクレジットカード会社に支払う決済手数料からカードの維持費を回収する仕組みとなっています。そのため全く利用がないと更新が出来なくなってしまいます。現金主義の方でも、毎月とまではいかないまでも年に数回程度はどこかで使っておく必要があります。
参考:「最初に作っておくべきクレジットカード3選」
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